作成日:2012-2-19

LPCXpresso LPC1115 または LPC1100XL(Gen3: LPC111x/xx3)を使う

第3世代 LPC1115FBD48/303

LPCXpresso LPC1115が市場で流通し始めました。LPC11115はLPC1114に比べてFlash容量が32KBから64KBに増えています。
それ以外に載っているデバイスの世代が異なることに起因して変更されている事があります。
LPCXpresso LPC1115には、LPC1115FBD48/303が載っています。この"/xx3"は第3世代(LPC1100XL)を表しています。 一方、LPCXPresso LPC1114には、LPC1114FBD48/302 または LPC1114FBD48/301です。"/xx2"は第2世代(LPC1100L)、"/xx1"は第1世代(LPC1100)。 世代が進めば、低消費電力化が進んでいるのですが、その他にも 第2世代から第3世代で変更/追加された点があります。

第3世代:LPC1100XL(右) と 第2世代:LPC1100L(左)の相違部分

ピン機能のマルチプレクスの自由度アップ - 第2世代に幾つか追加
下記の黄色の部分が第2世代から追加。左がLPCXPresso LPC1115に載っているQFP48ピン。右はQFN33ピン。
黄色の部分は第2世代:LPC1100Lまでにはありませんでした。第3世代:LPC1100XLの方がピン設定の自由度が増しています。

Flashのセクタにページ追加
第3世代:LPC1100XLは、4KBのセクタの中にページが追加。1ページは256Bで16ページ。ページ単位でも消去が可能になっています。

その他の変更部分の詳細はこちらをご覧ください。

LPCXpresso LPC1115 を使う

LPCXpresso LPC1115を使う場合、LPCXPresso LPC1114のサンプルコードをインポートし、デバイスをLPC11115へ変更して使う必要があります。
LPCXpresso IDEへLPCXpresso LPC1114のコードをインポートします。インポート 及び ビルド/デバッグの仕方は、ノート1ノート2を参照ください。
プロジェクトのビルドは問題なく出来ますが、デバッグしようとLPC-Linkと繋げようとするとエラーが出ます。これは、LPCXpressoではターゲットデバイスのチェックをしているため、LPC1114からLPC1115へ設定を変更する必要があります。 LPCXpresso IDE上部ツールバーに"MCU"と書かれたボタンがあるので、このボタンをクリック。「MCU settings」画面が開くので、"LPC1115/303"を選択し、OKボタンをクリック。この作業の後にデバッグすると、LPC-Linkと繋がりデバッグ画面になります。


作成日:2012-2-19